「土木工学」は市民の暮らしのための工学です。
道路や橋、トンネルといった交通施設や発電所、ダム、公園などの構造物を対象に設計、建設、運用、管理を学んでいきます。
人々が快適に、しかも安全に暮らすことの出来る街づくりが土木工学の狙いです。
また土木工学の扱う対象は環境と密接な関わりを持ちます。
そこで登場したのが環境工学という分野です。
これは単に土木工学に環境を絡めたというものではありません。
自然科学、社会学、情報工学などの分野も合わせ、環境に配慮した都市や地域の基礎整備を進めるという学問領域です。
一口に環境といっても地球規模の環境をしめす場合と住宅周りの生活の場に近い場所を示す場合の2通りがあります。
カリキュラムは水理学、土質力学、構造力学などの専門基礎科目から都市改革学や地球環境工学まで多彩な科目で構成されています。
測量学の実習、構造力学演習、設計演習や土木製図実習などの実習や演習が多いのも特徴的です。
この学問は工・理工学部に設置されている土木工学科で学ぶことができます。
環境建設工学科、環境システム工学科、社会開発工学科、都市環境学科などもそうです。