一浪夏から勉強し始めて、夏の東大オープンの偏差値50.1 D判定から結局前期で逆転合格することができました。
秋の東大オープン・東大実戦ではともにA、偏差値67.4 62.3をとることができました。
センター試験では派手に失敗し結局東大換算(リスニングなし)で755点とまりでした。
二次試験(あくまで自己採点による推測)では国語50 数学65 物理50 化学20 英語75 合計340~350点 少なくとも335点以上は取れていると思います。
塾はZ会の教室に夏期講習で通ったのと、河合塾の東大クラスに在籍していました。(秋以降)
勉強法は、まず過去問より何より合格最低点を分析しました。2006年度は物理で得点調整20点が入ったことを考慮すると、大体センター試験の二次試験受験生平均をとっていたとしても、二次は大体5割あれば受かるということに着目して、自分で勉強法を構築し、気持ちの整理をしながら逆転を目指しました。
特に理系科目は基礎事項の本質的な理解→即応用問題&過去問演習というスタンスをとったことで、だいぶ理解も深まり、合格点に達するまでの時間も短縮されました。
分野別勉強法・使用した教材・使用法・感想・失敗談は以下に記します。
現代文:過去問(予備校でもらったもの20年間くらい)
記述ポイントの見つけ方を常に考えて、半分以上のポイントが入るように読解の方法を自己分析しながら解いた。それができてくると難解な文章・抽象的な文章でも半分以上のポイントが入るようにヒントの見つけ方を訓練した。それができるようになると、もう得点上昇は高が知れているので、あまり勉強しないでその分他の教科(理科・英語・数学←配点が120点)に比重を移した。
古文・漢文:古文法のステップアップノート 漢文句形のステップアップノート 過去問(東大古典の25ヵ年の文系問題もやりました) 東大オープンの過去問(通称紫本)
読解に必要な基礎知識はステップアップノートを用いて習得(書き込まないで1,2周しました)し、後は個々の問題でできるだけそれらを使って読解できるように意識して解きました。これはそれほど時間がかかりませんでした。
解答ポイントをできるだけもらさない記述のフォームの確立を目指しました。その際タネ本となったのが、東大オープンの過去問の採点基準の項目です。非常に細かくシビアな基準でしたが、それを採用して過去問を解いたところ、大手予備校の解答とほとんど合致したので、信じて本番もそのように解いたところ、大手予備校の解答速報とほとんど違いませんでした。
国語は過去問を分析することで、非常に無駄の少ない勉強ができたのではないかなと思っています。