大学受験

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文化学の特色

文化学とは文化を正面から捉える学問で一口に文化学と言っても、言語、宗教、生活、民族、習慣、芸術、メディアなど研究の対象はさまざまです。

1つの学問領域にとれわれることなく、幅広い視野と柔軟な思考能力を養うとともに、人間や文化の解明をめざすものです。

学科としては、特定の国・地域・や文化圏を中心に扱う地域文化系と、異なった地域、文化を比較する比較文化系、また最近では、国際化時代に対応した異文化理解と語学力、コミュニケーション力を養う国際文化系など多様なカリキュラムを展開しているところが多くなってきています。

研究の対象とする領域は大変広いので、学べる学部、学科も多種にわたっており、それぞれに特色のあるカリキュラムが用意されています。

語学が中心の大学と人文・社会科学系の科目を中心としている大学では、その違いも出てきています。

自分がどのような視点から学んでいきたいのかを明確にして希望にみあった大学を選ぶように考えたほうが望ましいと言えます。

また教員養成学部の総合課程にも「国際文化」「情報文化」「社会文化」などのコースを設置しているところがあります。

史・地理学の特色

世界各国の歴史(政治、経済、社会、文化、宗教など)の研究にあたるのが史学です。

各地の地理的条件(地形、気候、地質など)と人間との関わり、(文化、産業、交通など)を学ぶのが地理学です。

どちらも史料をもとに、それぞれの時代や地域の人間の営みを追求し、これからの社会構造や、さらには、より暮らしやすい街づくりの方向性を考える学問と言えます。

@史学の研究は一般的に「日本史」「東洋史」「西洋史」の大きく3分野に分けられている。それごとに社会史、文化史、宗教史など、研究テーマは数多くあります。

史学の研究において欠かせないのが史料の購読や分析作業になるのですが、その為には、対象となる地域の語学力も要求されるようになります。

A地理学の方はと言うと、「人文地理」「自然地理」「地誌」の3分野に分けられています。

人文地理では人口、集落、政治、経済、文化、などの各地域の特色を研究します。

自然地理では地形や気候が人間の生活や産業に与える影響を研究します。

地誌では特定の地域を総合的に研究します。

科目の中身は測量学や、製図実習など理系の要素もあります。

またフィールドワークといって現地実習があります。

実際にその場に赴いて調査研究をするので行動力も必要とされます。

外国語系の特色

外国語系では、特定の外国語の実用的な言語習得だけに終わるのでなく、その国や地域の歴史、文化、あるいは政治、経済などへ対する理解も深めていきます。

ある意味では社会科学系の色彩も強い学問とも言えるのですが、まずは何といっても最初に言語を知るということが、異文化交流、国際理解の出発点となっているのが社会科学系とは異なる点です。

日本語を1つの言語としてとらえた「日本語学」もあり国際化に伴って日本語教員の養成を目的とするカリキュラムを持つ大学も多いようです。

外国語系の中で接地されている学科としては、やはり英語が多く、次いでフランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、なども上げられている。

最近の傾向では中国語などのアジア地域の諸言語を学ぶ学生が増え、注目を浴びつつある。学びたい言語に的を絞り、その言語の学科を設置している大学の中から自分に合ったところを選びましょう。

文学部や人文学部、国際文化学部などでも外国語を学ぶことはできますが重点を置く分野が異なるので、詳しくカリキュラムを調べてから受験するのが望ましいです。

文学部の特色

文学部は大きく分けて日本文学系と外国文学系の2つに分けられています。

それぞれに日本や諸外国の文学作品(小説や詩、戯曲、和歌、俳句、面白いところで映画の脚本やコミックなど)を読み作品の中身だけに留まらず、その作者の生き方や時代、その地域の歴史や文化的背景などのさまざまな角度からその作品を研究する学問です。そのため、言語そのもの(言語学)への理解と、さらには心理学、社会学、歴史学、などの周辺分野への理解も必要になってきて、研究領域は思っているより幅広いです。

この学部の4年間は1、2年次で文学に関する基礎知識を習得した後、3年次以降はゼミなどに所属して深くその分野を追求するという勉強の仕方が一般的のようです。

国文学系では語学教育も徹底的に行われている。

現在過去の時代の枠組みをこえて多彩な視点から人の営みを見つめる。

そのさまざまな「文化」を研究の対象として考察していく、というのがこの学部の大きな学習内容の柱となっているのでしょうか。

傾向としては、この学部の学生には女子の割合が比較的多いようです。